腰痛の解消法

腰痛を軽減するうえで、もっとも効果的なのは腰痛の原因となっている体内のマイナス要素「邪気」を減らすことです。

 

下記の手順を行うことで、体内の邪気が軽減され、腰に触れなくても腰痛は軽減していきます。

 

@足の指をもむ
A足の関節をさする
B足全体をさする

 

 

@足の指をもむ

足の指もみ

<やり方>
 足の指の両脇を、人差し指と親指でつまみ、爪の生え際の脇から、指の付け根付近まで軽くもみます。水道の蛇口をひねる感じで、ひねりながらもみます。この動きを10往復程度行います。親指から始めて、小指まで全ての指をもみます。左右の指をまんべんなくもみます。

 

<注意点>
 足ツボマッサージで行われているように、痛いところを強く押す必要はありません。痛みがある場所は、痛くない程度の強さで軽くもんでください。しばらく続けた後に、痛い場所を強く押してみると、痛みが緩和されたり、無くなったりしていることがよくあります。


A足の関節をさする

やり方は下記の通りです。

股関節をさする 股関節をさする:

 股関節を手の平でさすります。なるべく大きい範囲を、手の平でさすります。ズボンのポケットの入り口付近の筋肉から、内ももまでをまんべんなくさすります。特に内もも付近は、普段あまり動かすことがないこともあり、滞りが出やすいので意識してさすります(左参照)。温かくなってくるまでさするのがお勧めですが、最低でも1分程度さすります。

膝の裏をさする 膝の裏をさする:

膝の裏を手の平でさすります。足を軽く伸ばして、膝の裏に手の平を当てて優しくさすります。膝の裏の筋肉が硬くなってくると、腰痛の大きな原因になるなど、体に影響が出てきます。また、ふくらはぎなどにも張りがある場合は、張りのある部分まで広い範囲をさすります。温かくなるまでさすることをお勧めしますが、最低でも1分程度さすります。

足首をさする 足首をさする:

 足首をさすります。左のように親指と人差し指の股を足首の甲側に当てるようにしてさすります。軽く左右に手の平をずらしながらさすってください。こちらも強くさすると逆効果になりますので、軽く優しくさすってください。アキレス腱側は、手の平を当てやすい形で当ててさすってください。温かくなるまでさすることをお勧めしますが、最低でも1分程度さすります。
足首などの、足の裏に近い位置をさすっていると、足の裏からもわっとした感覚が出てくるような感じがしたり、足の指先がピリピリした感覚が出る場合があります。これは、体に溜まったものが足の末端から出るときに起こる反応ですので、特に心配する必要はありません。ただし、いらないものが外に出ていますので、足の裏を人に向けないように注意してください。

 

 

 

B足全体をさする

 

足をさする

 股関節から足首までをさすります。両手の平をそれぞれ左右のお尻に当てます。左の写真にあるように、手の平を両足の外側の側面に当てたまま、矢印の方向に向かって、足首までなでていきます。足首までなでた後、両足の内側の側面に手の平を当てて、股関節の内側までなでていきます。
 この動作は、各関節に滞っていたものを足の裏や指先などの末端まで運んで外に押し出す働きがあります。東洋医学でいう、体の気の流れを促進するために行う方法ですので、決して強くこすらないでください。軽く手の平を足に当ててなでるようにさするだけで大丈夫です。また、余裕があれば、手の平に意識を向けて、心地よい感覚で足をさすっていることを感じるようにします。これにより、筋肉の緊張はより緩められるので、筋肉がやわらかくなります。この一連の動作を最低10回以上行います。

 

以上、ご紹介した腕と足をもんだりさすったりする方法をしていただくことで、体に溜まっているいらない滞りを外に押し出すことができ、結果としていらない滞りが抜けた筋肉はほぐれてきます。
 短期的に行うのではなく、長期的に続けていただくことをお勧めします。腰痛は、単に腰が悪いのではなく、主に下半身の気の流れが悪くなることで発生すると東洋医学では考えています。

 

また、これらの方法は、単に腰痛を解消するだけでなく、関節をやわらかくする働きもあります。筋肉がやわらかくなれば、気の流れもよくなり体も疲れにくくなりますので、お勧めです。

足内側をさする

 

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