なぜ病気は増え続けるのか?
私は、いつもこういった疑問を持っています。
「西洋医学が発展したというけど、花粉症やアトピー性皮膚炎の人って増えてますよね?」
あなたは、この事実をどう思いますか?
医学が発展する=病気の人が減って幸せになる
だと思っていたのに、事実はそうなっていない。
もちろん、衛生状態が改善して感染症が減少したり、救急医療が発達して
致命傷を負った人が生き残ることができるようになったのは素晴らしいことです。
でも、衛生環境と救急医療以外では、今までになかった奇妙な症状や
病気が増え続け、結局新しい病気とのイタチごっこになっています。
例えば、日本の花粉症は1961年にブタクサ花粉症が報告されてから、患者数が増加して今では
日本で2000万人(5人に1人程度)が花粉症
という状態です。
一方で、花粉症になった人でも、薬や手術をしなくても
東洋医学の方法で全く花粉症の症状が出なくなった人もいます。
私の場合は、重度のアレルギー性鼻炎を中学生の時に
東洋医学の健康法を独学で学んで、自分で実践して治しました。
なぜ、頭のいい人が集まる西洋医学の世界では病気が増え続け
治療困難になっている症状や病気が、東洋医学のやり方では
改善したり、回復してしまうことがあるのでしょうか?
それは、東洋医学の考え方が病気を治す上で体の理に適っているから
だと思います。
個人的には、西洋医学は女性の化粧のようなものだと考えています。
素肌を綺麗にするのではなく、シミやそばかすがあったら、
化粧でなかったようにごまかしてしまう。
そんなやり方がほとんどだと思います(女性の皆さん、怒らないで)。
一方で、東洋医学は人間の持つ自然治癒能力を高めることに焦点を絞った方法です。
自然治癒力とは、体を健康に保とうとする、生き物が本来持っている力です。
自然治癒力がすごく働いていれば、病気になりませんし
なったとしても回復することができます。
パソコンの自動修復機能とでもいえば、想像しやすいでしょうか。
それよりは、もっと高度で柔軟なんですけど。
東洋医学がやりたいことは、この自然治癒力を高めることだけしか
考えていません。
だから、事故などの怪我といった救急医療に関する部分では
西洋医学のほうがはるかに優れています。
血がだらだら出ているときに、悠長なことを言ってられないですから
傷を塞ぐとか、そういったことに関して東洋医学は不得意です。
でも、心や体の中の働きなどは、とても複雑で絶妙なバランスの上で
成り立っていますので、単純に膝が痛いからといって膝だけ治そうとしても
他と整合性が取れなければ治りませんし、再発します。
内臓や消化器などの働きもそうです。
それよりも、心や体が自分で治せるように自然治癒力を高めるお膳立てを
してあげたほうが、特定の症状や病気だけでなく、よくわからない病気にも
対応できます。
そのほうがいいと思いませんか?
ですから、私はあなたに是非東洋医学の考え方を知って欲しいのです。
特に、病気の原因を知ってもらい、病気になるリスクを減らして欲しいのです。
そうすれば、病気になりやすい食事や考え方、行動など、あなたの生活全般を
見直すことで病気リスクを減らすことができます。
また、あなたがすでに病気で医者から治らないと言われたとしても、
東洋医学の方法では改善が可能なことがたくさんあることも知って欲しいのです。
ここでは、病気の原因について、東洋医学的な観点で詳しく説明をしていきます。
また、運勢との関わりについても説明しています。
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